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2008年5月 6日 (火)

ただただ怒りのみ

このようなことがありました。以下は私が山口県の教育庁人権課に送ったメールです(一部省略)。


前略 初めてメールを差し上げます。

私は、K県に在住する知的障害と自閉症を伴い、

現在K県内の特別支援学校に通う男児の母親です。

本日は、5月5日に起こりました件につきまして、

ご報告及びお願いがありメールを差し上げました。

私どもは家族5人で四国に帰省し、5月5日にK県への帰路の途中、

広島県内の福山サービスエリア下りに休憩のために立ち寄りました。

15時ごろに、私どもの隣にはマイクロバスに乗った中学生の部活の生徒

もしくは何かしらのスポーツの団体が休息を取っておられ、売店での生徒

さんたちの話で、山口県内の中学校に通う生徒たちということが分かって

おりました。

私と子どもたち3人は、他の家族が売店に立ち寄っている間、車内に残って

おりましたが、しばらくするとマイクロバスの車窓から、中学生たちの笑い声

が聞こえ、窓際に座っていた長男を見て笑っているのだということが知れました。

長男は自閉症の特性ゆえに、体を前後や上下に揺らしたり、両手首を振るなどの

行動がございます。その行動の度にまずは窓ぎわに座っていた中学生が指を指して

笑い始め、しだいに別の席にいた中学生たちも窓際に寄ってきて、長男が同様の

行動をするたびに大笑いし、最後には後部の窓際にいたお子さんは窓を開けて、

その行動をからかう言動を大きな声で繰り返すありさまでした。

しばらく様子を見ておりましたが、次第にひやかしやからかいが大きく、

やめる様子も無かったため、車を降りてマイクロバスの入り口に行きましたが、

その間も、彼らはニヤニヤ笑いながら私が降りて近づく様子を見ておりました。

「どうして他人を見て笑うの!やめなさい!責任者は誰!」と怒鳴りましたが、

彼らは答えなかったため、外にいる引率者らしい男性に、「このバスの関係者

の方ですか?中の子供たちが私ども家族を見て笑います。やめさせて」とお願い

いたしました。男性は「なんで人をみて笑うんだ」と注意をされ、私には

「すみません」と言われ、私は更に、「私の子供は障害をもっていて、変わった行動も

します!だからといって笑わないで!」と告げて車内に帰りました。

しばらく、生徒たちと引率者が改めて詫びにくるものと待っておりましたが、

結局そのようなことはなされず、バスは去ってしまったのです。


車内には、親である私、そして当の長男、彼の姉と弟が乗っていたにも関わらず、

それに構わず私たちを生徒達が馬鹿にする行動をとったこと・・・どれほど姉弟は

いたたまれなかったことでしょうか。私も怒りと悔しさと、悲しさと情けなさで

泣きました。


それに加え、抗議をしたにもかかわらず、引率者は生徒たちに状況を聞くこともなく

生徒たちも引率者も改めて私どもにきちんとした詫びを行うことなく去りました。

おそらく、こどもたちは、「怖えー」「わはは」ぐらいの感覚で終わっているのでは

ないでしょうか。それが許せません。大人がそのような行動をとったということは、

子どもたちもそれで構わないと思ったはずです。


重度の知的障害と自閉症を持つ長男を育てることは、それは大変なことでした。

彼や他の家族が少しでも不快な思いをさせられないように、親として、人として、

十分すぎる努力を行っているつもりです。

障害があるとは知らなかった?・・・見ず知らずの他人を、集団で彼らは笑い、

指差し、あまつさえ窓まで開けて、馬鹿にする言葉まで投げつけたのです。

私は、あまりの悔しさで、学校名もグループ名も、車のナンバーさえも控えておりません。

私がお願いしたいことは二つです。

1、当の子供たちと引率者または関係の保護者からのきちんとした謝罪。

2、山口県の中学生に対する障害児者にかかわる人権教育の実施と報告。


私どもが分かっていることは、

山口県内の中学生、5月5日の15時ころに、マイクロバス(オフホワイトとベージュ

のツートンカラー?)を利用して福山サービスエリア(下り)で休憩、生徒は全員男子、

ブルーのジャージ上下、ブルーの帽子、学校の部活なのか別の団体かは不明、

生徒は坊主あたま  くらいでしょうか。


山口県内のすべての中学にお尋ねいただき、該当するグループを特定いただいたうえ、

私ども家族への謝罪をさせていただきたいと強くお願いいたします。

なされない場合には、私どもは同じ文章を全ての山口県内の中学校あてにお送りし、

山口県に出向いてでも、私ども自身で特定すべく動きたいと考えております。

部活動であれ、別のスポーツの団体であれ、わかるはずです。


とにかく怒りがおさまらず、ああ、こうやって私たちは追い詰められ、学校では

いじめがなくならないのだ・・・と思いました。

前向きなご検討・ご回答を求めます。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

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コメント

辛い思いをなさったのですね。私も読んでいて涙が出ました。うちの子も小学生低学年の頃はまだ奇声もあって、やはり中学生にその声の真似をされて笑われたことがあります。私も許せずに、その子の家まで連れていかせて、親に注意をしました。そのくらいで、といってそんな行為を許してしまう大人にも問題があります。私たちは理不尽なことについては、相手が子供であっても(子供だからこそ)見逃してはならないと思います(それはASDであっても、定型であっても同じだとおもっています)。

投稿 ほっぷ | 2008年5月 6日 (火) 15時53分

ほっぷ さん

記事のようなことをお願いする私は、モンスターペアレントでしょうか?

どのような対応をとられるのか?は5月9日までに、具体的な対応をとられるのであれば、5月15日までに返事を頂戴したいとお送りしました。それがなされなければ、調査員を雇ってでも独自に調査するつもりです。許すつもりは全くありません。それをしてしまえば、彼らはまた同じことを繰り返します。

投稿 オニオン | 2008年5月 6日 (火) 18時23分

中学生は言うまでもなく、引率者の問題は大きいですね。
こちらが声をあげなければ気が付かない輩には、大声で言うことにしています。
すみやかに返事がきますように。

投稿 RAM | 2008年5月 6日 (火) 18時48分

RAM さん

引率者が先生だったのか、保護者だったのか、もしくはコーチだったのか?ははっきりしませんが、数名の大人がおり、その中の誰一人として状況を尋ねにきませんでしたね。

「笑った」という行為について、実際にあった様子より軽いものと考えられたのだろうと思います。

投稿 オニオン | 2008年5月 6日 (火) 20時17分

お久しぶりです。我が家の子どもも重度は重度の知的障害を伴う自閉症ですので、こうした場面でのお気持ち、お察しいたします。

娘も、日々私とスーパーマーケットで買い物をする際の少しの時間であっても、その場にいる同年齢の子どもたちに心ない言葉・中傷を浴びせられることが多々あります。先日も、障害児トランポリン教室を終えた後、某スーパーに家族で立ち寄り、買い物をしておりましたところ、娘の独り言を聞いた4人グループの男児が娘をからかいはじめ、心ない言葉を浴びせてきました。娘は知的障害があるため、自身が馬鹿にされていることもわかっておりません。そうした娘の様子も確認しながら、しばらく彼らの言動を少し離れたこところで観察しました。

ところが、誰も彼らの言動を咎めない環境は、彼らに「自身の行動を振り返る」ことどころか、「誰からも何も言わないこと」に気をよくし、彼らは自身の言動を助長し、正当化しはじめたのでした。見兼ねた私は、その場で「コラ」と一撃し、説教しました。彼らの様子は離れた場所ですべて見ていたこと、彼らを信じてあえて何も言わずに離れた場所で見ていたことを伝えました。彼らは「ごめんなさい」と言い(※反省したとは思えませんが)とりあえずはその場における自身を恥じ、蜘蛛の子を散らすように退散しました。

娘と過ごしていると、日々、このようなことがあります。オニオンさんのお気持ち、お察しいたします。

この記事の場合は、学校単位での移動時での出来事とのことで、やはり学校もしくは引率担当者の対応が問われるのは必至です。

スーパーで私が「彼ら」を一撃したことで、彼らの態度が豹変するように、たぶん彼らは自身の行いについて多少なりともの罪悪感は持っているのでしょうが、周囲にそれを指摘し、渇を入れる大人が存在しないことで、彼らは個々の罪悪感を実感することも、またそれに直面することもなく済んでしまうわけです。

ですので、オニオンさんはモンスターペアレントでも何でもありません。ごくごく当たり前のことをなさっているだけです。

発達障害の人たちが「言われてはじめて気づく」ように、発達障害を持たない「彼ら」も、自らの集団心理については、周囲から指摘されてはじめて自覚するのだろうと思います。
オニオンさんのメールで状況が好転することを願っております。

投稿 柚 | 2008年5月 6日 (火) 21時41分

オニオンさん

自分の家族がもしそんな目にあったとしたら・・・、本当に悲しく残念な出来事だったと思います。他者を貶めることで「笑い」を取るような昨今の風潮が恐ろしいです。
とにかく、早期の解決を願っています。

投稿 ムカイ | 2008年5月 6日 (火) 23時54分

柚 さん

温かいコメントをいただきありがとうございました。

引率者の方が先生だったのか、コーチだったのか、保護者の方だったのかはこれから分ってくることと思います。

私も、これまでに何度となく、太郎の奇声や行動などを見た方が、さり気なく離れて行かれたり、遠くからヒソヒソ・・・などという場には遭っていますが、今回のようなことは初めてでした。

今回は容赦なく行っちゃいますよ~

ムカイ さん

現地の担当課の方がよく動いて下さっていますので、ホッとしております。

よくもまあ、知らないこととはいえ、私に喧嘩売ったわね~地の果てまでも・・・という気持ちですrun

投稿 オニオン | 2008年5月10日 (土) 13時24分

非公開でのコメントをたくさんありがとうございました。

皆様もそれぞれ辛かったり、悔しかったり、悲しい想いを経て今があるのですね。

他のみんなのために・・・などとは考えていないのですが、自分の家族のために動くことでも、何かしら広がっていくことがある場合もありますからね~。

非公開コメントで20通ほどいただきました。とても励みになりました。ありがとう。

投稿 オニオン | 2008年5月10日 (土) 13時27分

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