今日の午前~午後は協会主催の講演会でした。
講師の方は関東から来ていただいた当事者活動のコーディネートなどをされている方ですが、お話の内容は「ああ、色々な方面・領域について知っていらっしゃるんだな~」と感心しつつ、内容もわかりやすいものでした。
私たちは「分かっているつもり」になっていることが多いものですが、昨日のお話を聞かれた方は、自分が実はあまり知っていなかった、分かっていなかった・・・ということを認識されたのではないかと思います。お話を聞けばああ、そうそうと自分が知っていたかのように思えますが、やっぱり知っていること・分かっていることをちゃんと第三者に伝えてこそなんぼ・・・それを活かしてこそなんぼ・・・ですわ~。
講演後は飛行機の時間までに3時間ほどありましたので、途中で一緒に昼食を食べつつその場でもお互いの家族のこと、今日の講演会のこと、昨今の教育や福祉の事情のことなどをお話しました。各方面に仕事としても関わっておいでの方で、人脈も広く色々な話題も表面だけでなく少し踏み込んだこともご存じでしたが、私とは詳しい部分がちょっと違っているので、お互いの持っている情報を交換しつつ食事後の車中でもずーっと話しつつ・・・空港では「楽しかったです!」とお互いに伝えあってお別れしました。現在非常にメジャーな専門家の皆さんのことだけでなく、広くは知られていない関係者や専門家の著作や研究などにも精通しておられるので、密なやりとりをしようと思えば話し相手も相応の情報を持っていないと講師の方はつまらないだろうな・・・と思いつつ・・・たまたま話題にあがった方々の著作や研究は知っていたので話が出来てホッ・・・。
夕方近くまで中華料理を食っていたにも関わらず・・・夜は卒業する学生さんの追コンに参加しました。サークル活動を地道に続けて下さる静かな熱意にいつも感謝しております。
若い学校の先生方の当面の課題の一つは経験不足だったりするのですが、この経験は教師としての経験ではなく、社会人としての経験不足のこと・・・学生からすぐに「先生」となった方に欠けているのはここです。バイト先や家庭教師先などで得る社会的な経験から学ぶ自身の社会性と、子どもを中心に据えた親との関わりは別のことなので、正直卒業後すぐに採用して現場にやるなよ・・・と思ったこともあります。これは研究者や医療関係の方にも言えること。
このサークルの学生さんたちは、お子さんとの関わりだけでなく親との関わり、きょうだいの立場の子供とのかかわりも作って来たグループですので、その4年間の積み重ねは大きいと思います。学生さん達が教職に就いて何事か上手くいかないことが起こっても、それに当面耐える力はなんとなく(まだ、なんとなくね)付いているはずです。
このサークルは「療育グループ」にしないことが大切で、これまで私を通じて参加の打診をされてきたご家族に対して、療育的な目的での活動、専門的な知識や経験を少しでも持っている学生さんに子どもを見て欲しい・・・ということを望んでいらっしゃる場合には全てお断りをしてきましたし、親の側のコーディネートを引き継いだ方にもそのあたりのことはしっかりとお願いしてあります。活動の本来の目的は子どもの成長にあるのではなく、学生さんの成長にあるべきところですので・・・そこをちゃんと親も分かっていなければなりません。
バカ話もしつつ、合間に「学校に勤務しても、保護者の様子は気にかけても、顔いろを伺っちゃダメ」な話をしたり、卒論などを何度か読み返してもまた新しい視点に気付くことがある・・・という学生さんに、「それはあなたたちがスキルアップしているからにほかならず、スキルアップしていなかったら何度読み返しても新しい視点には気付きづらい。」などといった、まともな話もしつつ・・・短い時間でしたが楽しくお話してお別れしました。
この先生きていく時間がうんと長い人たち・・・私たちはゴールが近づいていますが・・・良いことばかりとは限りませんが、ほどほどに諦めず、ほどほどに諦めつつ、ぼちぼち頑張っていただきたいものです。
卒業おめでとう。
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